腸炎・礒多・代表

どうも、ブログはとてもお久しぶりです。
ヴィリジアン・ヴィガン中西です。
実は、6月の末から入院中です。

腸炎を患ってしまいました。
腸を休めるために点滴でしのいでおります。
明日からようやく食べ物を口にできるとのことです。

長かった(切実)。

そこのあなた、食べたいときに食べたいものを食べておきましょう!
次から次に食べたいものが浮かんでは消える病にかかっています(笑)

入院当初は痛みに耐える日々でしたがようやく文章が書けるくらいまでは復活しました。
なので、ずっとやろうと思っていたブログの執筆に取り掛かります。
2018上半期を振り返っておこうと思います。

今回は主に嘉村礒多のことです。
山口県セミナーパークで
「生誕120+1年 嘉村礒多を味読する」と題しまして
セミナーが開かれたので参加しました。

 

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この「味読」という言葉は結構好きになりました。
食べるように、咀嚼するように、体内に取り込むように、読む。
というようなことを中原中也記念館の館長さんがおっしゃっていたように記憶しています(中原館長さんですは中也との血縁関係はありません)。

全3回、それぞれから得るものがありました。
詳細を書いたメモは家にあります(おい)。

礒多の作品を細かく読んでいくと、細かいところまでかなり気を使っていることがわかります。改稿を繰り返したこともよくわかります。

内容的には勢いで感情任せに書いてるように見えてそれをキチンと作品として成り立たせようとしたのだという努力を見逃さないように拾い上げたいと思います。

 

山口県立大学郷土文学資料センターだよりという大学が無料配布しているパンフレットみたいなやつに文章を書きました。
昨年の120周年祭でのことを書いています。
ネットからもPDFで読めます。

郷土文学資料センターだより 30:山口県立大学

このように活動の記録を残していくべきなんだろうなあと思いながら時間だけが過ぎました。

 

そして、中西は4月から「礒多を読む会」の代表になりました!

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代表としてとある会議に出席したときのもの。

 
嘉村礒多の研究というよりは顕彰(功績などを一般に知らせ、表彰すること)に力を入れていきたいと思ってます。

ニートだった私でも地味に5年活動を続ければ代表になれるんだな。

感慨深い! 働いて良かった!

 

「礒多を読む会」は毎月第4土曜日に山口県仁保地域交流センターの2階で13時30分から15時までやっております。
次回は7月28日です。それまでには腸炎が治ってると信じる!


参加者で輪読(数人が順番に、一つの本を読んで解釈し、お互いに意見を交わすこと)する作品は
『小さな憎み』と『節ちやん達』です。

ちなみに6月のようす。

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私が持っているのは多田先生が関わっている同人誌です。読みたいけど家にあります(おい)!


興味のあるかたは是非おこしください。

 

そして、11月24日(土)は礒多の生家・帰郷庵にて『礒多忌』をやります。
中西はまた礒多をテーマにした新曲を多田先生に頼まれたので作って歌います。

あとは「読む会」の人が朗読したりします。

今、「読む会」でなにをするか協議中です。
まだ夏も来てないのに、雪が降らないといいなぁとか考えてます(早い)。

 

文学フリマは福岡も抽選で落ちたので(早く申し込めばよかったんじゃ)
なかなか、県外には出てませんが、県内では活発に活動を続けております。

次の文学フリマは来年の京都になりそうですね。
東京も考えたのですが、礒多忌終わってバタバタで行くとまた腸炎になりそうなんで(笑)

次は中原中也誕生祭に参加したことについて書く予定です。
よろしゅう!!

 

*多田美千代先生は嘉村礒多の研究を長年されてきた私が大変尊敬する先生です。ご高齢ですが今も礒多に関することの執筆を続けておられます。

ありがたや、ありがたや。