「やまぐちの文学者たち」文学講座に行ってきました
どうも。
「礒多文学の素地ー在郷時代の読みもの等を通じてー」
に行ってまいりました。
企画展も開催中でして、
「嘉村礒多の残したもの」
ちょっと時間つぶそうとざっくり見る。
執筆に使っていた机の小さい。
尺八があったぞ? 演奏できたのか?
父に送った手紙や直筆原稿。
礒多が実際に読んでいた本は線を引いてあったり書き込みがあったり。
帰りにも見よう。
展示には山口県立大学の学生さんが頑張ったとのこと。
次回の文学フリマの参考にさせて頂きます(5月東京参加します)。
ふるさと山口文学ギャラリー企画展「嘉村礒多が残したもの」 | 山口県立山口図書館
定員40名のところが、最終的に50名以上の申し込みがあったそうです。
文学講座は、礒多の経歴をたどりながら、どのような作品から影響を受けたのかを、実物を見ながら学ぶという贅沢な内容でした。
実物を見ると、あんなに分厚い本だったのかとか、装丁がぶち豪華だったりとか発見がありました。もっとじっくり見たかった。
なんで尺八があるのかも分かりました。
徳富蘆花の小説「寄生木(やどりぎ)」の主人公が尺八を吹いていたからだとか。
ずいぶん影響を受けやすい人だったみたいです。
講師を務めた多田美千代さんは嘉村礒多顕彰会の顧問をされていまして、私のつたない「嘉村礒多選集」にもいろいろとアドバイスをいただいております。
講座が終わったときに、わざわざ私の活動を紹介して下さりました。
感謝します。
しかも、多田さんの著書『嘉村礒多ー「業苦」までー』をほしい人には差し上げるという大盤振る舞い!
で、残りを全て貰ってしまいました。
うおおお!
なんといふ朗報でせう!!!
うまいこと読みたい人に渡していきたいです。
数名のかたには選集を頒布することができました。
初めて山口図書館に行ったのですが、大変居心地がよかったです。
企画展、もう一回は見に行こう。
手に入れにくい礒多関連の本を読んだりしよう。
行かれる方は、2月15日~2月26日まで資料整理のため休館になるそうなのでご注意を。
主催のやまぐち文学回廊構想推進協議会と山口図書館に感謝。
ありがとうございました!