湯田温泉にて わけわからんを味わおう

明日は中原中也生誕祭と中也賞の授賞式なので湯田温泉にやってきた。

嘉村礒多も先妻の静子の実家があったのでよく来ていたらしい。

礒多を描いた小説『遥かなる雲』では小林秀雄中原中也を知らないか尋ねられて、知らず「前の妻の実家」を思い出すというシーンがある。

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『遥かなる雲 私小説家・嘉村礒多の苦闘の短い生涯』著・堂迫充



中也は礒多のことを作品を通じて知っていた。珍しく良い評価をしていたことが、手紙で残っていて、その件に関する展示が今年の3月にありました。

嘉村礒多を紹介して頂けて有り難かった。

でも、まあ普通に見学に来た人からしたら「そいつ誰やねん」だったとは思う。

今展示をしている詩人・上田敏雄のことも殆どの人は「誰なんかね?」だと思う。

私もたまたま知っていただけなのでそりゃぁ仕方ない。

でもまあこれをきっかけにシュルレアリスムの世界を少しだけ覗いてみてほしい。

まじでわけわからんから。

でもそれで良いらしい。

 

中也のLINEスタンプが発売されたとのこと。

中也ファンはゲットして使いまくりませう。

中原中也記念館の向かいにある「狐の足あと」では山口県の日本酒や、ケーキ、足湯が楽しめる。

酒呑みたい。オススメは金雀。

忘れ物が発覚し、慌てて買いに行ったせいで色々と予定が崩れる。

温泉がぶち気持ちよかった。

今もうちぃと眠たい。

温泉は疲れを癒すというよりは疲れを表に出してくれるイメージ(個人の感想です)。

なので、表出した「疲れ」をきちんと「早寝」で対応しておかないと疲れが残ってしまう気がする(故人の感想です)。

何が読みたくなってもいいように沢山の本を持ってきたけど寝よう。

明日の朝も温泉に入ろう。

湯田温泉で自主的なカンヅメしたい。

小説書くぞ! って意気込んだ結果すごい詩が書けそう(詩かい!)