第1回文学フリマ京都 当日編
1月22日(日)。寝過ぎた。
順調に遅刻しております!
— ヴィリジアン/中西 (@Naka24Viridian) 2017年1月22日
会場に到着。準備! 準備!
結果としましては、思っていた以上に多くの方に手にとって頂けました。
おまけのペーパーがなくなるところだった。
嘉村礒多の一冊目が人気でした。
「ここで買わないと読めないだろうなあ」というおじさまから、
「たまたま京都に旅行に来てました」という山口県在住の方まで。
(山口県内での購入方法を考えねばならぬ)
たいして頑張ってないのでなんかすまんという感じです。
持ってきた多田先生の本を配りきる。
個人的にはこっちはお金をもらうべきではないかと思うのだが、「礒多に興味のある方に差し上げてください」とありがたく頂いたものですからね。私の選集を手に取った人というのは間違いなく礒多に興味があるわけで。読んでくれるとええなあ。
新刊の詩集はまあお察しください。
直前まで持っていけるかわからなかったからね。
カニエ・ナハ氏のような無茶を素人はやってはいけませんね。
ゆとりを持って取り組みたい。マジで。
昼食は事前にコンビニでおにぎり(梅、シーチキン)とパンを買っておいたので食べる。
食べると知り合いがブースに来るのはなんなんだろうね。
あ、文フリ福岡の代表森本さんじゃないですかモグモグ。
え? 「おそ松さん」の感想本だしてるんですか? モグモグ。
「おそ松さん」観てないけど買うわ。ってか文フリ福岡にあった「少年ハリウッド全話レビュー」の影響もろに受けとる!
(福岡文フリのブログも書いてないなぁ、書かないとなぁ。できてなくてサーセン)
猿川氏に「ピュルイー」という謎の言語について尋ねる。
意味のないオノマトペに弱いどうも僕です。
ピュルイー(ぴゅるいー): イングル語。自分が今書いている話のネタバレを仲間内にすること。執筆中の作品内容を話さないようにと猿川に言われた新城がとっさに発した奇声「ピュルイー!!!」がもとである。
— 新城理 (@gwynt2311) 2017年1月22日
意味ありました。
前日に島田清次郎の本を買ったのが財布に響いております。
今回の文フリでの購入は控えめでした。
立ち寄るのを堪えた(もしくは忘れてしもうた)サークルも幾つかありました。
(からあげだろうよ、についてツッコミに行きたかった)
新刊を買う前に部屋にある本を読まねばならぬ。
精神と時の部屋に行きたい。
文学フリマ京都では、さまざまなイベントもおこなわれていたので、1人サークルじゃなければなぁと悔しかったですね。哲学のイベント面白そうだった。
一般参加の人が企画イベントのついでに文学フリマに来る、というのはあるかもしれないですね。問題はサークル参加者もイベント行きてぇ、となることです。
主催する側は悩ましいと思います。
撤収作業へ。
なんだかいつにも増してバタバタしてました。
購入した本や島清の全集を段ボールにつめて。
あっ、自分のブースの写真を撮るのを忘れてました。
懇親会までラウシズム日谷氏、fulidom古井氏と今回の文フリの売れ行きや地方と東京での違いなどを話す。
懇親会の会場に行く途中は、くるりの出身地と椎名林檎の出身地等に想いをはせる。
文フリ懇親会あるある。
「東京での懇親会のときはカレー王が頼りになる」とかどんだけマニアックな情報なんだよ! 何るるぶに掲載されてる情報なんだよ!
私はぼんやりとアニメ「有頂天家族」を思い出していた。
2期に期待しているどうも僕です。
懇親会ではラウシズム日谷氏に小説の感想を伝える。
彼の小説の感想も書いてないなぁ。ネタバレしないのは難しいなあ。
まず、ミステリー小説並みに人が死にます。
奇跡的にうまくいってる小説とそうじゃない小説に差があります。
「この小説には神が降りてきている」ちゅう話になって、段々熱くなって「もっと(神を)おろせよ!」とか出産に反対する男みたいな発言をしていました。
純文学の定義とかもう絶対泥沼にしかならんからとりあえずさやわか著『文学の読み方』を読んでからにしようぜ。
そうなんだよ。錯覚なんだよねぇ。
あとは流通。デザインや表紙。文芸格差(環境)などについて話す。
山口まで帰らないといけんから時間が限られていて、話すことをメモに書きつつ話し終えたら消すというやり方が正解だった。とてもしっくりきた。
後ろ髪引かれつつ途中で離脱。さらば京都!
総括としましては。
奇跡的にうまくいってる小説なり詩を生み出すには書き続けるしかないということ。
自分にとって文学(嘉村礒多や文学フリマ)の正確な優先順位がわかった。
というのが大きかったです。
ブースに来て頂いた方々、仲良くしてくださったサークル参加者の皆さん、文学フリマ京都のスタッフに感謝します。
お疲れ様でした。ありがとうございました。